その翌日
桐生の両親のもとに
警察と名乗る男から
電話があった
埼玉県警捜査二課だと言う
父は慌ててわたしに
電話を掛けてきて言った:
「テルコ、何か悪いことを
しているなら 自首してくれ!」
わたしは何のことかわからず
父にそのわけを尋ねた。
埼玉県警捜査二課を
名乗る男の人から電話で
「お嬢さんは 詐欺横領の末
逃走中です 捜査にご協力を!」
と言われたそうだ。
何も知らぬ父は 慌てて
こともあろうにその言葉を信じ
わたしに電話してきたのだ。
わたしはことの顛末を説明し
父は納得したが ひどく心配していた。
なぜ そうなったかは後で分かった。
倒産した会社になぜか
わたしの履歴書だけが
残っていたと言うのだ。
急に怖くなったわたしは
近くの警察署(交番ではない)
に届け出て 事情を説明し
身辺警護をお願いした。
お巡りさんがしばらく
近辺のパトロールをしてくれた。
以来 県警捜査二課と
警察署がなぜか身近なものに
思えてきたから不思議。。。
(2024年10月17日③)