若い頃の
わたしの夢は
お嫁さんになって
子供を産み育て
社会に送り出すことだった
他には何も
考えていなかった
お嫁さんになることは
素敵なことと思っていたのだ
体が弱かったので
社会で働くことなど
想像すらできなかった
家で 家事と内職で
クタクタになるまで
働いていた母を
毎日見ていたのに。。。
お嫁さんになりたくて
結婚するまでに
30回もお見合いをした
そして
お見合い疲れをして
誰と結婚しても
変わりはないのではと思い始めた
そんな時に現れた
アホな亭主と結婚
病気持ちのその亭主の介護に
明け暮れた結婚生活
何度かアホな体験を
させられて嫌気がさし
突如 三行半を突きつけた
土下座をして
引き留める亭主を後目に
家を出た
それは正解だった
人生初めての正解に
ワクワクしたのを覚えている。
見果てぬ夢は儚かった。。。
(2024年10月30日)