わたしの永遠の課題
それは
善意を善意として受け止めること
大分前のことだが
住まいの外壁工事のため
外に置いてあったものすべてを
狭い家の中に置いておかねばならぬことがあった
そんなとき
母の世話で不在中に
柔らかい上質のトレペを
友人が親切にも大量に
玄関先に置いて行った
「柔らかくてとても
良いわね」と
褒めたからだった
居間も寝室も
押し入れに隙間はなく
ベランダから運び入れた
モノで部屋は溢れていた
わたしは
気が狂いそうだった
この上
トレペに埋まって暮らすなんて!
そのことを愚痴った時
あるシスターが言った:
「それは困りましたね。でもね テルコさん
善意は善意として受け止めねばなりませんよ」
それこそは
自分の都合を優先して生きてきた
わたしの永遠の課題なのだと
今 しみじみ思う。
(2025年6月30日)