書棚を整理していたら
2006年秋に姉とパリに
行った時の姉の「手記」
(姪への手紙)が出てきた
面白いのでここに残しておこう:
Oct.30, 2006
飛行機は定刻に出発。二人とも通路を挟んで通路側の席を予約していましたが、離陸後にテルコの隣が空いていたので、そちらに移り、窓側3席を二人でシェアの理想的な形となりました。ガイドブック読んだり、おしゃべりしたり、うたたねしたりで、時間(12時間)はさほど長く感じずにすみました。2度の機内食で出たワイン(赤、白)、パン、チーズ、チョコレートをとっておき、ホテルに落ち着いてから寝る前の飲み会をしました。
空港からはリムジンバスで1時間もかかって、モンパルナスという駅に着き、そこからタクシーでホテルまで来ました。外側は、9年前と同じでしたが、内装はかなり良くなっていました。テルコさんのフランス語は立派で、ホテルの人がびっくりしていました。すぐ太田先生にTelし、お忙しい中 明日午前中このホテルを訪れて下さることになりました。
昨夜はバスタブに湯をはって、ゆっくり温まり、10時過ぎにもらった睡眠薬をのみ、朝は6:30前にバッチリ目覚め。テルコも別の部屋で5時前に目覚め、第一回のお通じもあり、体調は万全で張り切っています。まずは第1報。
Oct. 31(火)
7:40頃 朝食(カフェオレ、パン、オレンジジュース、フルーツ)、その後近所を2人で散歩し乍ら、2か所の地下鉄駅を確認、回数券を購入。太田先生は、約束通り昼前にホテルに来て下さり、ロビーでお話しました。9年前のカルテを読み直して下さったようで、また、テルコさんのその後の連絡もあり、よく覚えていて下さって、今処方されている薬は大変いい、これからも疲れすぎないように、よく眠ることを心掛けるようにとアドバイスをいただき、今回のパリ滞在を楽しむようにと、テルコさんの回復をとても喜んで下さいました。
その後 2人で近くのブラスリーでランチ。「これは野菜たっぷりだよ」とウェイターに本日のオススメ料理を説明され、それにしたのですが、ごはんに鴨のお肉が乗った料理。美味しかったけど、お米はこちらでは野菜なのね!(^^)!
おかげで元気モリモリの私たちは、サンジェルマン・デ・プレ地区に繰り出しました。前もって地下鉄の路線図を検討し、乗り換え駅も調べてね。パリ最古のロマネスク様式のサンジェルマン・デ・プレ教会、ドラクロワの素晴らしい壁画のあるサン‣シュルピス教会、そして、極めつけは「奇跡のメダル教会」。ここはごく普通のビルの谷間にある小さな教会で、130年もの間、修道女「聖カタリナ」の遺体が腐らずに眠っている場所として、世界中からカトリック信者が集まる教会です。私たちが訪れた時、たまたま御ミサの最中で、テルコさん聖体拝領を受けることが出来、感激していました。聖カタリナの身に着けていた聖母マリアを刻印したメダルが、聖母マリアを信じる者には理屈で説明できない、さまざまな不思議な現象を生じさせると言われています。つまり、美しいお守りですが、それをみんなに買いましたので、お楽しみに。
夕食は近くのスーパーで、サラダ、パン、ワイン、ビール(どういう訳か、こちらではビールは常温で売ってるの)を買って、また、ホテルの部屋で宴会。方向音痴の2人の旅(でも私の方がかなりテルコさんよりマシですが)、1+1=1 という感じで、お父さんとは 1+1=3で常に安心感がありますが、常に一寸緊張感があるのも悪くありません。それにしてもテルコさんの素晴らしいフランス語と私の小さなことも見逃さない観察力で、綱引きのように互いを引っ張り乍ら楽しい旅です。明日はルーブルに行きます。(続く)