~ホスピスボランティアの志望動機~

書棚を整理していたら 10年ほど前に あるホスピスに
ボランティアを志願した際の動機を述べた記録が見つかった。
わずか10年前だが、こんなに気力・体力があったのね~:

志望動機:
受講の動機と同じように、5年4か月前に脳出血で倒れ意識不明の母を毎日往復2.5時間かけて埼玉県蕨市の施設に見舞い、見守り続けていることと、2年9か月前に私自身が乳がんの手術を受けたことが、ボランティアを志望する動機となっています。講義を受けたことにより、その思いは強まりました。

意識は回復したものの、寝たきりの母を毎日(仕事のある日は2時間、ない日は3~4時間程度)見守ることで見えてきたことがたくさんありました。母の世話を(施設で)始めたばかりのころは、心配や不安ばかりでしたが、見守りを続けるうちに、言葉に尽くせぬ満たされた想い(慈しみ、平和、喜び、感謝、静謐さでしょうか)を感じ、学ぶことも多く、今では寝たきりの言葉も話せぬ母から、究極の子育てをしてもらっているという気がしています。私が母に何かをしてあげているというよりも、私は母に支えられている、と感じています。恐らく母も同じなのではないかと思います。他人と母や身内とは、関係が違いますから、同じことができるとは思いませんが、病に苦しむ患者さんやそのご家族と、直接的であれ間接的であれ、一時の触れ合いの中で、支え合い、与え合うことはできるのではないか、と思っております。

私は今67歳と5か月で、年齢的には制限を越えていますし、また、母をいつ看取るかもわかりません。母を見送ったならば、その後Ⅰ年は活動ができないとのことですので、果たして、9月に活動を開始できるのか、見通しが立ちません。でも、ご縁があれば、それが神様の御心であれば、させていただけるのかなと思っております。

私自身は右腋下に異所性乳がんを患い、リンパ節廓清手術を受けておりますため、リンパ浮腫の危険が常にあるので、右腕を日焼けや虫刺されから守る必要があり、庭仕事ができません。また、朝は、自宅からちょうどⅠ時間で聖ヨハネホスピスに行くことができますが、朝9時前に間に合わせるためには、7時半過ぎに家を出、激しいラッシュにもまれなければならないと思いますが(自宅から武蔵小金井駅)、それでは、自分の体力が持つかどうか、ちょっと心配です。できれば、無理なく、息の長い活動を続けたいと希望しております。月、水、金は仕事をしているため、時間をつくれるのは火曜と木曜ですが、火曜日は母の訪問診療に付き添うことが多いので、木曜日のボランティアを希望いたします。

(註:結果的にこのホスピスのボランティアはできず、その後自宅にもっと近い別のホスピスを見つけ、数年間ボランティアをさせて頂いた。母が旅立ったのは2016年12月6日で、これを書いてから1年半後のことだった。幸い、母の旅立ちをボランティア仲間には知られずに、活動を続けることができた。それは、母を喜びと感謝で見送った証しなのかも知れない。今は何もできず、グータラ生活を送る身。。。2025年7月25日記)