母の誕生日の夜に見つけた母の最期の様子
シスタークララ谷口との交信記録(2016年11月30日 12:00):
晃子さん
いよいよ、お母さまの「過越し」の時が近づいたのでしょうか・・・お二人の、またとない神秘的なこの時を、神さまの限りない慈しみに包まれて、深い平和のうちにお過ごしください。心からお祈りしています。
Clara 谷口 fmm
*** *** ***
Dear Sr. クララ谷口、
母のことで、近況報告です。母は今月7日から調子が悪く、肺炎を疑っての治療もしてもらいましたが、改善せず、ずっとひどい痰絡みが続いています。痰の発生を防ぐために水分量をずいぶん減らし、トロミをつけたりといろいろ試行錯誤してきました。これまで、主治医は生命維持の立場から水分量を減らすことをよしとしませんでしたので、すべて私が石飛幸三医師の本(平穏死についての第一人者)を参考に、友人の訪問看護師の助言も借りながら、決めてきました。母にとって何がベストかを、祈りながら、手探りの状態が続いています。2週間前には1280mlあった経管栄養補給量は昨日でわずか220mlになりました。水分を絞ったせいか、ようやく痰絡みが治まりつつあります。何度も鼻から痰を吸引してもらうのは、見ていても辛いものでしたので、穏やかに過ごす時間が増えてよかったと思っています。自分のしていることが、もしかして命のコントロールなのではと不安になったこともありましたが、今では、ペイン・コントロールをしていると確信し、そうカリスト神父さまにも背中を押され、母の安らかな旅立ちに向かって準備をしています。その日が、あと1週間か2週間かわかりませんが、神さまが一番良いタイミングを選んでくださると信じることができて、幸せです。シスター、お祈りをお願いいたします。
感謝と祈りのうちに、てるこ
(註:母はこの6日後の夜、静かに息を引き取った。わたしが最期のお水をスポンジに含ませて飲ませようと脇を向いていた一瞬のことだった。12月6日、享年96歳)