ポール・シーラー著
ー典礼歴に沿った瞑想
妻と娘に、
そして、委員会と友人たち及び
ニューヨーク・ユニオン神学校の学生たちに
P. S.
DAY UNTO DAY…(詩編 19:2)
この日は言葉をかの日につたえ・・・
前書き
本書は、ニューヨークのユニオン神学校の説教壇を降りる最後の日に、神の御言葉への情熱と御言葉を美しくも感動的な人間の言葉で証しする能力のゆえに、現代の偉大なる説教師・教師となったある男性を称えるものです。正確を期するため、付け加えますが、読者の方々は、ポール・シーラーが自分の使徒職での成功を己の情熱や能力のお蔭とは決して思わなかった人であることに、やがて気付かれることでしょう。神の御言葉を述べ伝えること、職務遂行としての指導 ー それこそは賜物であり、召し出しであったと、そして、そこから生まれた善きものはすべて、捧げるべき感謝と共に、与え給い、招き給うお方に帰するべきものであると、彼は言うに違いありません。ですから、本書は、御自分の福音を述べ伝えるようにと熱心に人々に呼びかけられ、それを果敢に見事に成し遂げる能力を彼らにお与えになった神に捧げるものであることを、申し添えます。
シーラー教授の説教や著作をご存知の方々は、彼が聖書の言葉を人間味溢れる言葉で表現してみせる才に長けておられることに気付かれることでしょう。各語はしかるべきところに収まり、各節が絵の如く描かれ、詩人が説教師の姿をとるかの如くです。本書がこのような形態をとることになったのも、その故なのです。本書に収められた文節は、シーラー教授の既刊のもしくは未発表の作品からとられたものですが、順序は、典礼歴に沿っており、読者は必要に応じて、待降節から三位一体とそれ以降の祝日に沿って読むことができます。各引用は、それ自体が一つの思索ですが、全体としては、継続的な学びと瞑想につながるように整えられています。
本書の編纂に携わった私たちは、司牧者であり、教師であり、友人でもある彼から、キリスト教信仰についての多くを、学びました。本書をお読みになる多くの方々が、彼の教えを受け、さらに多くの恵みを受けられることを願っております。ある説教師が吟味して書いた言葉を通して、読者の方々が神を賛美する喜びに導かれますように ー 信仰は聞くことから始まる・・・「説教師なくして、どうして聞くことができようか・・・?」
Douglas Hall
Marlon K. Hausner
Robert Howard
Mary McDonald
Farley W. Snell
John Mason Stapleton
(続く:Note to the Reader)